妊娠線とは?妊娠線を予防するには?
皮膚のなりたち皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。
妊娠線発生妊娠してお腹などが大きくなるにつれ、表皮は伸びることができますが、その下の真皮や皮下組織の一部は伸びにくいため亀裂が生じ、幅数ミリ前後の赤紫の線、つまり妊娠線ができます。
ホルモンも妊娠線発生の原因また、皮膚が伸び広がることだけが原因ではなく、妊娠中増加する副腎皮質ホルモン(コルチコステロイド)も妊娠線をできやすくします。
発生時期妊娠線はお腹の膨らみが目立ってくる6、7ヶ月頃よりでき始め、妊婦の80%以上にみられるとの報告もあります。そして一度できてしまうと完全に元には戻りません。
発生箇所なお、お腹の妊娠線はよく知られていますが、その他乳房、上腕、太腿、おしりなどにも発生します。
他の特徴妊娠線が発生し始めると、微妙なかゆみ(痛痒感)が発生することもあります。妊娠中は心も体もデリケートな状態です。かゆみは精神的にもマイナスに働きますし、皮膚を掻くことで傷をつけ、カブレの原因にもなります。
まとめ1 発生した妊娠線が完全に消えることはない2 発生時期は妊娠6ヶ月目ぐらいから3 腹部以外にも発生する4 痛痒感を伴うこともある
妊娠線ができやすいタイプこんな人は要注意!!・皮下脂肪の厚い人・小柄でお腹が突き出やすい人・双胎、多胎妊娠・経産婦
予防のポイント
1 体重コントロール急激な体重増加は避けましょう。妊娠中の体重増加は10kg以内にしましょう。
2 適度な運動皮下脂肪のつきにくい体にするためにおこないましょう。(ただし、無理のない程度でおこなってください)
3 入浴お風呂につかることで皮膚の結構をよくしましょう。
4 腹帯やガードルの使用適度に腹部を支え、急激に皮膚が伸びることを防ぎましょう。
5 そして肌の潤いを保つ皮膚に水分を与え、乾燥を防ぐことによりハリのあるやわらかいお肌にする効果があります。妊娠線のできやすい部位(腹部、胸、おしり)などに保湿クリームを優しく塗りましょう。クリームを塗る際には死角になりやすい腹部の下側や乳房の外側もチェックしましょう。※ 以上の注意事項を守っても妊娠線が出来てしまうこともございます。
妊娠線ができてしまったら
1 発生した妊娠線を消すことはできませんしかし、肌の状態を良くすれば、目立たなくすることに寄与しますから、妊娠中同様のケアをしましょう。
2 妊娠線が発生しはじめた段階なら、より酷い状態にならないようにケアを始めましょう食事や運動を改善し、皮膚に潤いを与えることで症状の拡大を緩和することができます。
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